遙かに望む 渡名喜の島影
今月初めの久米島滞在は,正味26時間ほど。実際に活動できたのは,着いた日の3時間程と,翌早朝の1時間,そして船が出るまでの4時間程で,計8時間。それで,あれも見たい,これも見たいと,あちこち走り回ったのですから,本当に大忙しでした。
天気も悪くて,今にも降り出しそうな鉛色の空。写真撮影には苦労しました。この一枚は,下阿嘉の県道から望んだ渡名喜島。微かな島影を,画像処理で浮き上がらせてみました。
左側の三角に尖っているのは北部山塊の頂,西森です。その左側に低く見えているのは,入砂島。右側の南部山塊の更に右側には,グルクの崎が見えています。
那覇市内から見たもの(南部山塊)とは,東西反対側から見ていることになります。琉球王国時代の人々も,こうして島々を望み,海を渡っていったのでしょう。
2006/11/04 久米島町下阿嘉から洋上を望む
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