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南の果ての 赤い土地

テラロッサ様土
石と貝を求めて訪れた久米島ですが,何分情報不足で期待していたものが見つけられず終いになってしまった,ということも多々ありました。その内の一つは「銅坑あと」。島尻集落から南海岸に出たところにあるというのですが見つけられませんでした。

結局辿り着いたのはトクジム自然公園。観光名所の「トクジム(鳥の口)」までは距離があるようなので行かなかったのですが,その西側の岬の上で,この一枚を撮影しました。

その岬は,標高30m程の絶壁に囲まれているのですが,平坦面は見事に赤。正しくは赤褐色になるのかもしれませんが,地面がこんなに赤いのは,何か異様な感じがします。しかも,表面にある転石をハンマーで割っても中は赤。

こんな土壌をテラロッサ様土と呼んでいるようです。確かに,周りはキビ畑でした。

2006/11/03 久米島町島尻崎

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