伝えられる言葉
この場合は,「言葉」というよりも「声」とか「歌」だとは思うのですが。
去る9月18日は,初めての「しまくとぅばの日」(下記参照)でした。これは,今年新たに制定された県条例によって設けられたものです。でも,いくら読んでも「しまくとぅば」とは何なのか定義が見つからない。生活の場面で使われる島言葉は,今の子どもたちの間でも,次から次へと受け継がれ,また新しく生み出されていると思うのですが。 で,写真はウグイスです。渡名喜では,今の季節でもさえずりを聞くことができます。そして,これが一般的な「ホーホケキョ」ではないのです。 |
これは,ウグイスなどのさえずりは,若鳥が近くでさえずっている成鳥を真似することで,身に付けられるためだといいます。つまり,先輩から後輩へ口伝えで受け継がれていくんですね。それで,結構地域差があるのだとか。この渡名喜のさえずりが,どのくらいの広がりを持っているのか気になるところです。
こちらが渡名喜島のウグイスのさえずりです(mp3形式)。
こちらのWikimedia Commonsにウグイスの鳴き声ファイルが置いてあります。渡名喜島でのさえずりと聞き比べてみてください。(ただし,ogg形式なので,こちらからコーデックを入手してインストールしないといけないかもしれません。)
しまくとぅばの日に関する条例
(趣旨)
第1条 県内各地域において世代を越えて受け継がれてきたしまくとぅばは、本県文化の基層であり、しまくとぅばを次世代へ継承していくことが重要であることにかんがみ、県民のしまくとぅばに対する関心と理解を深め、もってしまくとぅばの普及の促進を図るため、しまくとぅばの日を設ける。
2006/09/11 渡名喜村大本田展望台駐車場
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