一番雀
もうすぐ日付も変わろうか,という時間帯。集落のコンクリ塀に大きな蛾が止まっていました。薄暗がりの中で見る茶褐色の翅は,周囲の闇に溶け込んでほとんど黒。ピント合わせに苦労しました。
この蛾は,エビガラスズメ。開いた翅から僅かに覗いている腹部の模様から名付けられたのでしょう。「エビの殻」なのか,「エビの柄」なのかは判りませんが。サツマイモを食害するそうですから,集落の裏庭にある畑などで発生しているのかもしれません。 |
ところで,図鑑やリストを見ると,このガはスズメガ亜科の中で一番最初に載っています。それだけ祖先的な形質を残しているってことでしょうか。
2006/10/09 渡名喜村集落内
| 固定リンク
「41_渡名喜の自然誌」カテゴリの記事
- 出待ちで パチリ(2018.07.19)
- クマ‐との遭遇(2018.07.18)
- ピッタリサイズ(2018.07.17)
- 花にぶーん,と キラピカ登場(2018.07.16)
- 今度は何とか わかる…かな?(2018.07.15)
「01_昆虫」カテゴリの記事
- ここ掘る ブンブン,とでもいう感じで(2021.06.02)
- こんなところにも やってくる(2019.03.01)
- 坂の上の紺色(2019.10.16)
- 地味ながらも 美しい(2019.09.24)
- 垂直面が好き(2021.01.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント