アリの牧場
渡名喜島で生活していると,もっともよく目にするアリが,このアシナガキアリです。屋外だけでなく,室内にもどんどん入り込んできて,気が付くと部屋の隅で行列を作っていたりします。
でも,この日見つけたのは,いかにも野生生物らしい姿。屋敷林のトベラの梢についている葉が,どれもクルクルと内巻きになっていたのです。そっと広げて覗いてみると,これがアブラムシの牧場。大小様々なステージのアブラムシが,ビッシリと群れていて,その間をアリが忙しそうに歩き回っていました。よく知られた種間関係ですが,簡単に共生とは言い難いようです。
こちらの アブラムシ ミニ図鑑によると,このアブラムシはワタアブラムシのようです。一方,こちらのサイト(英文)によると,有翅虫のダイズアブラムシのようでもあります。絵合わせでの同定は,このくらいが限界のようです。
2006/10/05 渡名喜村集落内
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