緑の脚と枝分かれ
深夜の路上で道を塞いでいた1匹の虫。カメラを向けても,スラッシュを焚いても,微動だにしません。最近,朝になるとアリに取り囲まれている姿をよく見ます。それでも次から次へと,こうして路上に現れるのですから,一体何をしているのか,不思議に思います。後脚に砂が付いているのも謎です。
この虫は,サトクダマキモドキ。クツワムシの仲間ですね。よく似たヒメクダマキモドキとの区別は,図鑑によると以下の点。前翅の翅脈がヒメ-は平行状なのに対して,こちらのサト-は分枝しているというのです。赤丸で囲って強調してみたのですが,どうでしょう。
2006/09/16 渡名喜村集落内
| 固定リンク
「41_渡名喜の自然誌」カテゴリの記事
- 出待ちで パチリ(2018.07.19)
- クマ‐との遭遇(2018.07.18)
- ピッタリサイズ(2018.07.17)
- 花にぶーん,と キラピカ登場(2018.07.16)
- 今度は何とか わかる…かな?(2018.07.15)
「01_昆虫」カテゴリの記事
- ここ掘る ブンブン,とでもいう感じで(2021.06.02)
- こんなところにも やってくる(2019.03.01)
- 坂の上の紺色(2019.10.16)
- 地味ながらも 美しい(2019.09.24)
- 垂直面が好き(2021.01.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント