旅の途中
9月になって,なかなか野外へ出る機会が持てずにいたので,この日は終業後にちょっとお出掛け。この頃になると,いくら西に位置する沖縄でも,日没まではそんなに間がありません。オマケに,この日は曇天で光の条件も今ひとつ。それでも,折角だからとレンズを向けてみたのが,この一枚です。
かなり遠くから望遠で撮影しているので,画像の鮮明さはありませんが,特徴がハッキリしていたので同定できました。この小鳥は,エゾビタキ。沖縄で見られたのに,「蝦夷」とは不可解な,と思ったら,この種類は旅鳥なのだそうです。つまり,「日本より北の地域で繁殖し,日本より南の地域で冬を越す」のです。渡名喜島を含む日本全域が通過地点になるわけですね。
さて,同じ「ヒタキ」と名が付いても,ジョウビタキはツグミ類。こちらのサメビタキ類はヒタキ科ヒタキ亜科の真のヒタキ類なんですね。何が違うのかまでは,よくわかっていないのですが。
2006/09/07 渡名喜村シキル(集落北方の農地)
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