ズレているのが効果的
もう日が傾いてきているですが,久し振りに撮影に出掛けてみました。ここ数日,曇天が続いて,気温もそれほど上がらず,秋の気配を感じます。畑に群れていた鳥の群れは,渡りの途中のセキレイかもしれません。
この鳥たちを撮影しようとするのですが,警戒心が強くて全く近付けません。そこで,代わりに撮ったのが,このトンボ。 |
農道の轍にできた水たまりに群れて,縄張り防衛や産卵といった行動を見せてくれました。すっかり赤くなっているのですが,これはウスバキトンボ。梢の先で群飛している頃は,もっと色が薄いのです。このため,真の赤とんぼ(アカネ属)ではないのですが,沖縄では「赤とんぼ」のイメージに一番合うトンボだろうと思います。
以前紹介したギンヤンマの飛翔姿勢に比べると,前後の翅が互い違いになっていることがわかります。チョウやハチは,前後の翅を揃えて一枚のようにして羽ばたいています。トンボの高い飛翔能力の秘密がここにあるのだそうです。
2006/09/05 渡名喜村マテーシガニク(林道東側始点)
| 固定リンク
「41_渡名喜の自然誌」カテゴリの記事
- 出待ちで パチリ(2018.07.19)
- クマ‐との遭遇(2018.07.18)
- ピッタリサイズ(2018.07.17)
- 花にぶーん,と キラピカ登場(2018.07.16)
- 今度は何とか わかる…かな?(2018.07.15)
「01_昆虫」カテゴリの記事
- ここ掘る ブンブン,とでもいう感じで(2021.06.02)
- こんなところにも やってくる(2019.03.01)
- 坂の上の紺色(2019.10.16)
- 地味ながらも 美しい(2019.09.24)
- 垂直面が好き(2021.01.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント