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暗がりで煌めく

リュウキュウルリモントンボ
この夏は,ワケあってトンボに注目。沖縄本島で野外活動をしていました。中南部には余り無い林内の水場環境を求めて恩納村安富祖の県民の森に行ってきました。夏休み中の週末ということもあって,人がたくさんいるかなと思ったのですが,駐車場はガラガラ。まぁ,暑いことは暑いのですが,穴場ポイントかもしれません。

この県民の森,駐車場から遊歩道が整備されていて,小さな子供でも野外観察がしやすくなっています。この日はお目当てのトンボがいそうな渓流コースへ。斜面を降りていくと,小川が堰き止められたような池があります。そこで撮影したのがこの一枚です。

このトンボは,リュウキュウルリモントンボ。薄暗い林の中では,胸と複眼の瑠璃色が本当にキレイです。余り飛び回らずに,低いところを漂うようにしていました。この角度からではハッキリとしませんが,腹部体節の腹側には白斑が等間隔に並んでいて,グループの名前がモノサシトンボ科となっていることが頷けます。

2006/08/12 恩納村県民の森,渓流コース

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