時には陽の当たるところへ出て
恩納村の県民の森は,遊歩道が整備されていて,気軽に森の生き物を観察できます。中でも,渓流コースは文字通りの沢筋谷筋で,昼なお暗い,といった場所が続きます。オマケにしっとりジメジメ,乾いた都市環境とは全く違った状態です。
そんな林床でよく見られるのが,ザトウムシの仲間。しかし,薄暗がりの中で,結構素早く歩いていたり,体を揺らしていたりして,なかなか撮影できずにいました。
この日は,偶然,3匹のザトウムシが日だまりの中でジッとしていました。そのうちの1匹を正面から捉えたのがこの一枚です。これは,ギンボシザトウムシと考えられます。腹部の1対の白斑と,中央の突起が特徴だそうです。撮影しているときは,背面に飛び出したようになっている単眼が気になりました。
こちらのサイトでは,ザトウムシのお食事風景が紹介されています。結構スゴイ食いっ振りです。
2006/08/12 恩納村県民の森,渓流コース
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