あちらは☆で こちらは・
毎日通る集落内の道。すぐ脇には畑が広がり,隣の畑との境界が藪になっています。この藪の下草が狙い目。やや陰になっている上に,人でもあまり入らないので,いろいろな小動物が観察できます。
この日見つけたのは茶色のカメムシ。細かい斑紋があるだけで,あまり特徴的な色・紋様ではありません。強いて言えば楕円になった体型でしょうか。
このカメムシは,ミナミフタテンカメムシ。サトウキビなどのイネ科植物につくのだそうです。「-フタテン-」というのは,小循板の左右先端にある白色斑のこと。シラホシカメムシやマルシラホシカメムシ,キシモフリクチブトカメムシなどでも同様の白斑がありますから,この類では一般的なデザインなのかもしれません。
2006/06/21 渡名喜村集落内の藪
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