「きぼう」を見てきた!
もちろん,見るだけが目的ではないのですが,国際宇宙ステーションの一部となるモジュール,「きぼう」を見学してきました。3日間にわたるプログラムの最後にあった施設見学での一コマです。個人的にはISAS系のセレーネの方が感動的だったのですが,そちらは撮影禁止ということなので,しっかりじっくりと目に焼き付けてきました。
2006/07/31 つくば市JAXA筑波宇宙センター
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
もちろん,見るだけが目的ではないのですが,国際宇宙ステーションの一部となるモジュール,「きぼう」を見学してきました。3日間にわたるプログラムの最後にあった施設見学での一コマです。個人的にはISAS系のセレーネの方が感動的だったのですが,そちらは撮影禁止ということなので,しっかりじっくりと目に焼き付けてきました。
2006/07/31 つくば市JAXA筑波宇宙センター
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
久し振りの更新は,沖縄の自然誌とは直接の関わりが薄い内容です。右のカラムに表示している特設リンクの企画展に行ってきました。
前回の訪問は1999年の企画展「カエルのきもち」。沖縄からは余程の理由がないと行きにくいのです。千葉県立中央博物館は。今回は,たまたま所用で東京に出てきたので,見ることはできないだろうと諦めかけていたスケイリーフットに会ってきました。ミュージアムショップでお買い物もできて,有意義な午後を過ごすことができました。
2006/07/28 千葉県立中央博物館
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
4月に,ほのかな香りと共に小さな白い花をたくさんつけていたマルバチシャノキ。梅雨明けを迎えて,実りの時期を迎えていました。花の数に比べると,実の数はずいぶん少ないのですが,これは台風3号・4号の影響で強い風が吹き続いたため,実が落ちてしまったのだろうと考えられます。別な梢では,いくつか割れたようになって中身がこぼれ落ちている果実も見られました。おそらく鳥が突いたためだろうと考えられますが,確証はありません。
これから盛夏を迎え,島では夏枯れの季節。花も虫もその姿を観察しにくくなってしまいます。
2006/07/17 渡名喜村集落内の藪
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
梅雨の明けた沖縄県地方は太平洋高気圧に覆われて連日の晴天です。この日は宵の口といった時刻に所用で外出。見事な星空に感心して,レンズを向けてみました。
絞りは開放シャッターは4秒にセット。ピントは無限遠になるように適当に合わせ,しっかり構えてレリーズ。そうして撮影できたのがこの一枚です。これまで,月のように明るい被写体は何度か試していたのですが,星野写真も何とかなるなぁと思いました。画面左下の五角形を中心にティーポット型に並んだ星々はいて座。その右側,引き延ばされたS字型の並びはさそり座。中央上部に一部見えているのへびつかい座です。もう一工夫すれば天の川もわかるようになるかもしれません。
2006/07/17 渡名喜村集落内から義仲山を望む
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
![]() |
なかなか野外へ出る時間がとれない日が続いています。それでも集落内でいろいろな生物を見られるのがこの島のいいところ。この日は,チブサトゲグモの色彩変異を集めようと探してみました。
その最初の1頭を撮影しようとして,網の中に見つけたのがこのクモ。もうチブサトゲグモは吹っ飛んでしまいました。銀色に輝く腹部が大変印象的です。この部分の大きさが2mmほど。長い足を揃えるようにして前に伸ばしていました。 |
2006/07/16 渡名喜村集落内の藪
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
梅雨明け翌日のこの日は,朝から強い日差し。たまたま用事で出掛けたときに,不思議な光景を見ることができました。島の集落は二つの山塊をつなぐトンボロの上に立地しているのですが,そのためもあって集落内は白砂が敷き詰められたようになっています。
この一枚を撮影した家の庭先も一面の砂地。畑にしているようでもありました。広さは5m四方ほど。その地表スレスレを小さな黒い虫が大集団で飛び回っているのです。あたりを埋め尽くすようにいるのに,地表10cmよりも上には飛び上がることなく,また何かにとまることもなく,ただウロウロ飛び回っている様子はちょっと異様な感じでした。
ちょっと失礼して近付いて見てみると,さすがに時々は地表に降りています。そして,砂に掘られた穴に出入りしているのです。何度か出入りすると,また飛び立って,しばらくすると,また出入りしています。同じ個体なのか,別個体なのかは確かめられませんでしたが,エサを運び込むといった様子は見られませんでした。
さて,このハチ,種名が判りません。オキナワツヤハナバチに似ていますが,こちらは地面に穴は掘らないようです。集団で飛んでいる様子はヒメハラナガツチバチのようでもあります。以前掲載した膜翅目の一種のように,小型のハチは難しいです。
2006/06/21 渡名喜村集落内庭先の砂地
2006/09/26 追記
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
![]() |
夕方,日も傾いてだいぶ過ごしやすくなってきたところで野外へ。光の条件は悪いのですが,平日の仕事を終えてからなので,撮影できるだけでありがたいものです。
そんな時に見つけたのがこのハチ。畑の端っこ,野草が侵入してきているような場所にいました。これはヒメハラナガツチバチのメス(だと考えられます)。前回見つけたオスもこんな時間に,こんな姿勢でいました。 |
天気のよい午前中に,芝生内の土中から羽化してくる雌を求めて,芝生上を忙しく飛び回っている多数の雄成虫を観察することができる。と書かれているのですが,そんな時間帯にはわたしが活動していないので見られないのでしょう。
2006/07/07 渡名喜村集落内の畑
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
夕方の集落を,いつものように被写体を求めてウロウロ。大抵のモノは足元,せいぜい腰までのところで撮影しているので,目線は下向きで歩き回っているのです。フクギを巡らせた屋敷林で立ち止まり,その下草を物色していて,ふと目線を上げたときに飛び込んできたのがこの一枚。
小さな花の集まりに,小さなハエがとまっていました。全身オレンジの体色が印象的です。もしや…と思ったら案の定。かの有名なキイロショウジョウバエでした(多分)。実際は目が真っ赤なのですが,この時は光の加減か緑味が強くなっていました。
花の方はハマサルトリイバラ,Smilax sebeanaだと考えられます。同定には茂木紀夫さんによるこちらのページを参考にさせていただきました。
2006/07/07 渡名喜村集落内の藪
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (2)
![]() |
水上運動会の振替休となったこの日,午後の集落内を歩いていると見慣れない大きなチョウが飛んでいました。白い翅の先端が鮮やかなオレンジ色になっています。直ぐにツマベニチョウだとわかりました。
ところが,フクギの葉陰にとまると,一瞬姿を見失ってしまうのです。鮮やかな色合いの表側とは違って,翅の裏側はご覧の通りの地味な配色。薄暗がりになっている上に警戒心も強くて,なかなかその姿をレンズに納めることができませんでした。 |
2006/07/03 渡名喜村集落内
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
4月に見つけてから,ずっと気にかけていたオオイタビの果嚢。7月になって,キレイに色付いていました。つまんでみると,結構硬い。弾力がほとんどありません。直径は3cm近くあります。一体種子散布はどうなっているのだろうと考えていました。この植物の暮らし方,いわゆる「絞め殺し」だと,このまま落ちるだけではなさそうですし,ガジュマルのように鳥に食べてもらうには大きすぎます。
その答えが見えたのがこの一枚。見事に割れて中の果実(種子?)が見えています。触ってみたのですが全く粘り気はありませんでした。これなら,落ちた後で雨に流されたり,アリに運ばれたり,あるいは鳥に食べられたりといろいろな散布形式があり得そうです。
そんな場面が観察できればいいのですが。
2006/07/07 渡名喜村集落内の屋敷林
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
![]() |
所用で集落内を歩いていると,何やら騒がしい鳥の鳴き声。辺りを窺ってみると,庭に植えられたイヌマキに中型の鳥が2羽とまっていました。鳴き声だけでは気付かなかったのですが,これは都市でもお馴染みのヒヨドリです。こんな離島にまで分布しているのですね。
この時は,熟したイヌマキの実を食べに来ていたようです。電線から,代わる代わる降りてきては,盛んに枝先をつついていました。 |
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
毎日通る集落内の道。すぐ脇には畑が広がり,隣の畑との境界が藪になっています。この藪の下草が狙い目。やや陰になっている上に,人でもあまり入らないので,いろいろな小動物が観察できます。
この日見つけたのは茶色のカメムシ。細かい斑紋があるだけで,あまり特徴的な色・紋様ではありません。強いて言えば楕円になった体型でしょうか。
このカメムシは,ミナミフタテンカメムシ。サトウキビなどのイネ科植物につくのだそうです。「-フタテン-」というのは,小循板の左右先端にある白色斑のこと。シラホシカメムシやマルシラホシカメムシ,キシモフリクチブトカメムシなどでも同様の白斑がありますから,この類では一般的なデザインなのかもしれません。
2006/06/21 渡名喜村集落内の藪
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
![]() |
自然界にあっては黄色と黒の横縞模様は,典型的な警戒色。ハチへの擬態で用いられることも多いカラーパターンです。目立つことで身を守ろうという戦略です。けれども,それはあくまでも“自然”界でのはなし。人間のチビッコたちには逆効果なのかもしれません。
窓ガラスにとまっていたのは, 「ボク,ハチを退治してきたよ!」と。 無闇に生き物に手出ししないようにと話すのですが,それにしても,落ち着いて翅を数えないと見間違えてしまいそうです。 |
2006/06/20 渡名喜村立渡名喜小中学校
誤同定を訂正しました。茨城 さん,ご教示ありがとうございました。
2008/02/01
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (2)
梅雨明けを迎えたこの日,いつもと気分を変え,集落の外を通って被写体を探してみました。オオハマボウの茂みで見つけたのが,このカミキリムシ。昨年も6月に観察していましたが,今年は長雨で野外に出るチャンスが無くて,これが初見となりました。
この虫は,ヨツスジトラカミキリ。「-トラ-」というのは,黒黄の横縞からの連想でしょうね。ハチへの擬態なのか,警戒色なのか,ちょっと不明です。それでも,この体色では捕食者たちも簡単には手が出せないでしょう。
2006/06/20 渡名喜村集落外れの藪
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (2)
レンズを向けたときは,フツーに歩いていたんです。でも,何回かシャッターを切ると,間近で動く影が気になったのか,いきなり頭胸部を起こしてきたのです。クモの目は頭部に埋め込まれたようになっていますから,こうしないと周囲を見回すことができないのですね。
このクモはチャスジハエトリのオス。よく見ると,頭部の前端に大きな単眼が突出しているのもわかります。この2つは「前中眼」と呼ばれていて,これが発達するのはハエトリグモ科の特徴だそうです。
2006/06/20 渡名喜村集落内のブロック塀
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
いつも被写体を探している藪,その構成樹種も気になってはいるのですが,いかんせん門外漢のため,花が咲いてくれないと図鑑で絵合わせすることもできません。4月にその1つが同定できたのも,花が咲いたためでした。
そして,梅雨の終わりにもう一つ明らかになりました。この花はマサキ。淡い緑色の小さな花がたくさん集まっているのですが,そこにたくさんのアシナガキアリが来ていました。これだけ目立つのですから,これまでに気付いていてもよさそうなものですが。
ところでこの花,花びらも雄しべも4つです。こんな花を「4数性」というようです。また,図鑑には「樹皮を和杜仲といい」とあります。ネットで調べてみると杜仲茶の杜仲とは種が違うようで,代用はできないようです。分布の方は,北海道の渡島半島以南,海岸崖地に生えるそうで,これまでに出会っていてもよさそうな感じです。集落内にあるのは,生垣・庭木として利用されてきたからでしょうね。
2006/06/16 渡名喜村集落内の藪
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)