ずいぶん白く感じる
雨の合間を縫っての渡嘉敷島散策,施設内ではオモシロ味が感じられないので,林道へ出てみました。林道といっても,キレイに舗装された道です。側溝周辺も草刈りされていて,快適なハイキングになりました。
この林道散策で目についたのが,この蝶。素早く飛び回って,なかなかとまってくれません。大きな目玉模様で,すぐにジャノメチョウの仲間だろうとわかります。ところが,以前観察したリュウキュウヒメジャノメに比べると,飛んでいる姿がとても白っぽいのです。とまったところを撮影して,ようやくその訳がわかりました。
この蝶は,リュウキュウウラナミジャノメ。その名の通り,後翅の裏側は白いさざ波模様です。薄暗い林縁や林間の草地を生息地にしていて,食草はイネ科・カヤツリグサ科の草本。このことからすると,もっと観察していてもよさそうですが,多化性のリュウキュウヒメジャノメに対して年2化性ということですから,目にするチャンスが少ないのかもしれません。
2006/06/01 渡嘉敷村国立沖縄青少年交流の家
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