ウチナーとヤマトの間には
所用で国立沖縄青少年交流の家に行ってきました。初めての渡嘉敷島,ということもあって,どんな自然に出会えるだろうと,本来の用事はそっちのけでたのしみしていたのです。ところが…。
滞在した3日間は梅雨の本降りで,ほとんど野外には出られませんでした。中日に野外へ出られたのですが,強い雨で洗い流されたのか,あまり生き物にも出会えません(微小陸貝を期待していたのです)。さらに…。
山頂付近に広がる施設の中でも,某かの観察ができるだろうと思っていたのが,とんだ見込み違い。管理の行き届いた敷地には,夾雑物の存在を許さない張り詰めたような雰囲気が満ち溢れていました。眼下に広がる慶良間の海から,渡嘉敷の山と森が続いているのですが,敷地の手前で線を引いたように途切れています。そして,キレイに刈られた草地には1m程のコンクリの壁。DMZを思い起こしてしまいました。この壁によってハブの侵入を防いでいると誇らしげに職員は話していました。元々米軍のミサイル基地だったというこの場所のこの状況,住民と国の関係をよく表わしているなぁと思うのは,穿ちすぎでしょうか。
2006/06/02 渡嘉敷村国立沖縄青少年交流の家
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