虹の色を表現するには
渡嘉敷島の林道は予想通りほとんど車が通りません。というか,職員の話によると,この先は行き止まりになっているそうなので,施設の裏門から始まるこの道を通るのは,総て関係車両ということになるのでしょうが。
そんなわけで,アスファルトの上でもいろいろな動物を観察することができました。写真の昆虫もその一つ。道路脇の側溝の縁を足早に歩いていました。
この虫は,ヒメニシキキマワリモドキ。その名の通り,虹色に輝く鞘翅が印象的です。実際には1cm程の大きさなのですが,ずいぶん目立っていました。こちらのサイト(台湾)によると,漢名は「紫斑迴木蟲」となるそうです。「ニシキ-」よりは「紫斑-」の方がふさわしいかな。ちなみに,別属ですが,オオニシキキマワリモドキというのも宮古・八重山に分布するそうです。
2006/06/01 渡嘉敷村国立沖縄青少年交流の家
| 固定リンク
「01_昆虫」カテゴリの記事
- ここ掘る ブンブン,とでもいう感じで(2021.06.02)
- こんなところにも やってくる(2019.03.01)
- 坂の上の紺色(2019.10.16)
- 地味ながらも 美しい(2019.09.24)
- 垂直面が好き(2021.01.05)
「42_渡嘉敷の自然誌」カテゴリの記事
- ~~~~(2006.06.22)
- とまる場所を間違えている(2006.06.21)
- 頭が無いのも 見慣れてきた(2006.06.20)
- 夜更けのランナー(2006.06.19)
- これぞ 青目(2006.06.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント