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草葉の陰を 走り回る

オオアトボシアオゴミムシ
雨上がりの早朝,芝生の広場に行ってみました。よく管理された場所なので,そんなに生き物は見られないだろうと予想していたのです。ところが,うれしいことに予想は大外れ。これまで出会ったことがないものを見られました。

その一つがこの甲虫。頭部と胸部の緑色がとても印象的です。鈍色の空の下で輝いて見えました。しかし,撮影するとなるとこれがちょっと大変でした。込み入った芝生の中を素早く走り回って,なかなかピントと露出が合わせられないのです。おまけに全身を見せてくれません。ようやく特徴を捉えられた一枚です。

この虫は,オオアトボシアオゴミムシ。左右で繋がる鞘翅後縁の紋が特徴だそうです。15mmを超える体長で,ゴミムシとは思えない大きさです。更に図鑑を見ていて気付いたのですが,ゴミムシ類ってオサムシ科なんですね。ちょっと意外です。

2006/06/01 渡嘉敷村国立沖縄青少年交流の家

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