小さいものは種類は多いが情報は少ない
テントウムシはよく知られた,身近な昆虫ですから,図鑑にも比較的たくさん載っています。けれども,ちょっと小型の種類になると,もうダメ。全然わかりません。
写真のテントウムシは,よく見かけるナナホシやダンダラより一回り小さい種類。しかも,どこでも見られるということではなくて,限られた場所でしか観察できていません。どうやら,その場所に生えている植物と,それに付くカイガラムシ類に関係がありそうですが,定かではありません。手元の図鑑ではオオフタホシテントウのように見えるのですが,この種は前胸部に白斑があるので違うと考えられます。結局「テントウムシ科の一種」で決着。 |
これで,島で観察できたテントウムシは,以下の5種類になりました。
- ナナホシテントウ
- ダンダラテントウ
- ハイイロテントウ
- ニジュウヤホシテントウ
- テントウムシ科の一種
「沖縄産昆虫目録(1987)」にはテントウムシ科に45種が挙げられています。島でも,もっと見つかりそうですね。
2006/05/11 渡名喜村集落内の藪
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