みんなと同じ 無花果タイプ
まさに灯台下暗し。宿舎の目の前で,ずっと見たかったものがたくさん見つかりました。この大きな実は,オオイタビの果嚢。前回は大きな岩にへばりついた姿を紹介しました。それから,ずっと気にかけていたのです。けれども,見かける株は,どれも似たような「へばりつき」タイプ。まさか,こんな姿で実をつけているとは考えもしませんでした。
この株は,屋敷林のフクギを利用して,人の背丈以上に立ち上がり,周囲に枝を伸ばしています。葉の大きさも,へばりついている部分とは全く違い,数倍あります。パッと見たとき,イチジクに見えたのですが,葉の形が違うし,こんな所にイヌビワかと不思議に思ったのです。よくよく見てみると,これがオオイタビでした。全体的に大柄なガジュマルといった感じです。熟すと紫色を帯びるそうですから,ますますイチジクのようになるのでしょうね。
2006/04/06 渡名喜村集落内の屋敷林
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