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行方不明になる直前

ヨツモンタマノミハムシ
どうも3mm位のところに壁があるらしく,これより小さいと,とたんに写りが悪くなってしまいます。もちろん,これは,わたしの技術の問題なのですが。

この一枚も,決していい状態ではないのですが,たまたま図鑑に載っている写真と特徴が一致して,同定できたので使ってみました。

この虫は,ヨツモンタマノミハムシ。光沢のある赤褐色の体に,四つの大きな黒斑。パッと見た時はテントウムシの仲間かと思ったのですが,シャッターを押す間に落ちるようにしていなくなってしまいました。じっくりと観察する暇もありません。図鑑には,「接写しようとするとピィーンと跳びはね,行方不明になるカメラマン泣かせの虫」とあります。個体数が多くないそうですから,もう見る機会はないかもしれません。それでも,リュウキュウボタンヅルの藪では,気をつけて探したいと考えています。

2006/04/04 渡名喜村集落内の藪

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慣れない藪漕ぎをしていて,道を見失い立ち往生していたときのこと。ふと足元を見ると緑の草むらに一点の朱。前回の観察では,一瞬にして逃げられてしまった,ヨツモンタ [続きを読む]

受信: 2007.03.28 00:56

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