味はともかく いい香り
毎日通る道すがらにある小さな藪。これまでにも,色々な生き物を観察してきました。フクギを主体に蔓性の植物か絡みあって,実にいい感じなのです。
その中の大きな葉を持つ植物が気になっていました。これまで,花に気付かずにいたので,種名が判らず終いだったのです。この春,ようやく花を見ることができて,見当がつきました。これは,マルバチシャノキ。チシャというのはレタスのことですね。チシャノキというのがあって,この若葉がレタスのような味がするのだそうです。マルバチシャノキの葉を囓ったことはありませんが,花を引き寄せてみると,ほのかな香りがありました。すぐ近くでトベラが咲いているので,こちらの香りには気付きそうもありません。
花の拡大も入れてみましたが,少し時期が遅かったらしく,雄しべが枯れてしまっています。集落内を歩くときは気をつけて,新しい花を探してみます。
2006/04/04 渡名喜村集落内の藪
| 固定リンク
「41_渡名喜の自然誌」カテゴリの記事
- 出待ちで パチリ(2018.07.19)
- クマ‐との遭遇(2018.07.18)
- ピッタリサイズ(2018.07.17)
- 花にぶーん,と キラピカ登場(2018.07.16)
- 今度は何とか わかる…かな?(2018.07.15)
「07_植物」カテゴリの記事
- いったい誰が 運ぶんだろう?(2018.02.20)
- 3+(3+5)+5(2018.02.18)
- 下まで,青い(2018.04.25)
- 白黄緑に 紅一点(2018.02.16)
- 新春の香り(2018.01.15)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント