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一皮剥けて

ナナホシテントウの蛹
卒業式を終えて,ホッと一息。沖縄本島とは違って,卒業式後の慌ただしさもなく,島ではのんびりと時間が過ぎていきます。そうなれば,やっぱり撮影に。といっても遠出をすることはなく,いつも通る道をゆっくりと歩いてみました。

そうして見つけたのが,この物体。野外でこんな色のものを見かけることはあまりないですね。それも,モゾモゾ動いていて,明らかに動物ですから。

これは,ナナホシテントウの蛹。脱皮(蛹化)したばかりで,まだ体が柔らかいのでしょう。息を吹きかけたりすると前後屈するように動きます。時間が経つと,こちらのように黒く固まってきます。前の日から暖かだったためか,一斉に蛹化したようで,畑のあちらこちらでオレンジ色の蛹を見ることができました。

2006/03/11 渡名喜村西底原

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日が長くなったとはいえ,もう暗くなり始めた午後6時過ぎ。いつも通る道沿いの畑で,いつものように何かいないかと立ち止まってみました。すると,1週間ほど前に一斉に [続きを読む]

受信: 2006.03.24 17:42

» 最後に なるまで 疑問です [SeaStar's Photolog]
こうしてphotologを付けながら自然観察をするようになって4年目,季節がめぐる度に,何だか同じようなものを見ているなぁ~と気付かされます。 この日も卒業式を [続きを読む]

受信: 2007.03.20 09:21

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