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春先の金星

タテスジヒメジンガサハムシ
この週末は春らしい穏やかの陽気が続き,野草だけでなく虫たちの活動も本格化してきたようです。あちらこちらで,これまで見かけなかった姿を目にします。

毎日通る畑に植えられたサツマイモの葉に,小さな穴がたくさんあいていました。そぅーっと葉を裏返してみると,いました,いました。日の光を受けてキラキラと輝く緑色。大きさは5mmほどですが,姿形はコガタカメノコハムシにそっくりです。

この昆虫はタテスジヒメジンガサハムシ。図鑑には4月頃に現れると書かれていますが,渡名喜ではもう活発に活動しているようです。写真は交尾しているところでしょうね。ご覧のように,U字型紋の色に2つの型があるようです。けれども,それが雌雄の性差なのかどうかは不明です。サツマイモの他にもハマヒルガオでも見られると書かれています。探せば,島のあちこちで見つかりそうです。

2006/03/05 渡名喜村西底原

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