2倍に偽装している
久し振りに畑に行ってみると,まるで緑の絨毯を敷き詰めたようになっていました。もちろん野菜を育てているところは きちんと管理されているのですが,植え付けなかったところは,たくさんの野草が蔓延ってしまっています。
その中でも,高密度な純群落を作っていたのが写真のウシハコベ。コハコベに対して全体が大きいことから「ウシ-」と名付けられたのだそうです。ところで,作りの細かい白い花は一見すると花びらが10枚あるように見えます。でも,拡大撮影したものを見てみると,そうではないようです。図鑑には,「花弁は基部まで2深裂し10枚に見える」とありました。花びらは小さい(幅が狭い)ほうが適応的なのでしょうか。それとも数を増やすための形なでしょうか。雄しべの付く角度が互い違いになっているところも面白く感じられます。
2006/02/02 渡名喜村立渡名喜小中学校
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