« 台風通過 | トップページ | 恐くて,手が出せない »

黒く巨大な2本の爪

オオムカデ 島の西側になるタカタには,海岸沿いの僅かな平地に畑が作られています。その中の農道をウロウロしていて見付けたモノがこれ。日没近かったので横から夕日が当たっていて,ちょっとオレンジ色になっていますが,頭部のようすがよくわかります。

この生き物は,オオムカデかなり気性(?)が荒く,生きている状態ではとても手が出せませんが,このときは干物状態だったので,じっくりと観察することができました。巨大な2本のキバ状の爪は顎脚と呼ばれるもので,これで毒を送り込むのだそうです。この顎脚に比べると,その目がとてもかわいらしく感じられます。横から撮った写真では,4つの単眼が集まっていることもわかりました。


2005/08/02 渡名喜村タカタ

|

« 台風通過 | トップページ | 恐くて,手が出せない »

41_渡名喜の自然誌」カテゴリの記事

03_その他無脊椎動物」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 黒く巨大な2本の爪:

» 恐くて,手が出せない [SeaStar's Photolog]
島の南部山塊を一周するように作られている渡名喜林道は,生物を観察するポイントが何ヶ所かあります。林道とはいっても,きれいに舗装されていて,大変快適に通ることが [続きを読む]

受信: 2005.09.06 21:30

» 21×2=42<100 [SeaStar's Photolog]
アンジェーラ浜は島の東側にあるため,夕方になると早くに影になってしまいます。この日は早々に撮影を切り上げて,林道へ向かいました。既に日没まで30分ほどですから [続きを読む]

受信: 2006.10.03 17:04

« 台風通過 | トップページ | 恐くて,手が出せない »