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アメダス以前

無線ロボット雨量観測所跡
ついに登ってきました,念願の西森(ニシムイ)。渡名喜島は南北2つの島が繋がった成り立ちをしています。その北部山塊の頂上に,コンクリ作りの小屋が見えているのです。子供たちは,人が住んでいるなんていうのですが,そうではないことは遠目にも明らかです。山道もついているのですが,麓の方になると不明瞭でどうにも入れずにいたのです。

ところが,数日前に登った人がいるらしいと聞き,行ってみるときれいに道が開かれています。午後2時過ぎ,まだまだ強い日差しの中をゆっくりと登っていきました。写真がその頂上の小屋。表札には,「気象庁 無線ロボット雨量観測所」とあります。どうやら,アメダスが整えられる以前に使われていた施設のようです。ここからは,隣の久米,粟国,慶良間の島々,さらに沖縄本島まで見通せます。大切な観測地点だったのかもしれません。

ちなみに,すぐ脇の三角点の標高は145.87mとあります。

2005/09/19 渡名喜村西森頂上

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