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こちらは間借り人

ミナミノアカイソウロウグモ これまでにもサンコウチョウオキナワハツカネズミを観察したこの場所は,林道が山の際まで迫っていて,ガジュマルやリュウキュウマツが辺りを暗く覆っています。そんな木陰で見つけたのが,オオジョロウグモの巣。で,すぐに撮影となるのですが,狙った対照は巣の主ではありません。オスを撮影しようと思ったのです。

それらしき小さな赤いクモを発見して撮影したのですが,これがとても大変でした。光量が足りない上に,風でクモの巣が揺れてしまい,なかなかピントの合ったショットが得られません。腹側からですが,まぁまぁのものがこの1枚です。


図鑑で調べてみると,思っていたオオジョロウグモのオスではありませんでした。ミナミノアカイソウロウグモ(のメス)のようです。名前の通りほかのクモ(特にオオジョロウグモ)の巣に居候して暮らしているんだそうです。

2005/08/02 渡名喜村渡名喜林道南西側

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