頭隠して,し*
この場合は,「頭隠して,しっぽ振り振り」でした。
昼食を作りに宿舎へ帰る道すがら,視界の隅を横切る青い影。自然界にこんな青は 余りありません。そーっと見ると,オキナワトカゲの幼体が,しきりに地面を掘り返しています。このカットの時は,ちょうど落ち葉の下に頭を突っ込んでいます。興奮しているのか,しきりに尾を振り動かしていました。
このトカゲは,オキナワトカゲ。縦縞がくっきりしているのは,まだ幼い個体だからです。成体になると,尾の青や背中の縞は消えてしまうようです。
2005/08/06 渡名喜村立渡名喜小中学校
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コメント
はじめまして。ニホントカゲ好きでニホントカゲに目が無いトカリンと申します。オキナワトカゲの幼体の画像良いですね。o(^-^)o
自分は東京在住なので、身近なトカゲと言うとニホントカゲかニホンカナヘビ、あるいはニホンヤモリの3種だけです。ちなみに現在はニホントカゲの成体と幼体を一匹ずつ飼育しています。でもニホントカゲやオキナワトカゲなどのスジトカゲ属は、非常に警戒心が強く近づくのも一苦労なのによく近くまで寄れて写真に収める事が出来ましたね。ちなみにこのオキナワトカゲは捕獲しなかったのですか?頭隠して尻隠さず状態だったら十分捕獲出来たでしょうね。自分だったらここぞとばかりに捕獲してしまっていたでしょうね。(笑)
あっ!でもオキナワトカゲは絶滅危惧種でしたっけ?だったら捕まえないかな?いずれにしろ自分は沖縄を含む南西諸島には一回も行った事が無いので一度この目で生のオキナワトカゲやバーバートカゲなんかを見てみたいもんです。
投稿: トカリン | 2009.02.21 08:37
トカリンさま,コメントありがとうございます。
わたしも,関東出身なので,トカゲの類といえば,その3種でした。両生爬虫類を始め,沖縄は種類が豊富で島ごとの固有種も多く,出会いを待ち望んでいるものがたくさんあります。
この個体を撮影したときは,わたしの方が植栽に隠れる位置にいたので,カメラを取り出し,何回もシャッターを切ることができました。普通だったら,トカリンさんの書かれたとおり,カメラを向けている間に逃げられてしまいます。
これからも,ぼちぼち更新していきますので,時々ご覧になってください。
投稿: SeaStar | 2009.02.23 18:41