トゲトゲでコロコロ
イボタクサギを見つけた植えますの畑側は,トゲトゲが特徴的で,まるでウニ(特にガンガゼ!)のような植物が繁茂していました。動物から身を守るためにしては,そんな植食動物は海岸には来ないでしょう。昆虫には役立ちそうにありませんし。
帰ってから図鑑で調べると,何と,この実が脱落したあと,砂浜を転がるのだそうです。少ない投資で大きな球体を作るには,かなり効率的な方法でしょうね。
この植物は,ツキイゲ。屋久島・種子島以南に分布するそうですから,「本土」では見られないのですね。それにしても「ツキ」は月なのでしょうか。
ちなみに,手前に見える明るい緑の葉はハマオモトで,ツキイゲの葉ではありません。
2005/08/02 渡名喜村タカタ(南西海岸沿いの畑)
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