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ベイツさんの方法

シロオビアゲハのメス(ベイツ型擬態)
もちろん,ベイツさんが使った方法ということではなくて,提唱者ということなんですが。

このアゲハチョウ,羽のようすはジャコウアゲハにソックリです。ところが,何と全くの別種。シロオビアゲハなのです。帯のように連なっていた白斑を縮小した上に,前翅も白っぽくして,本当によく似せています(実は,ベニモンアゲハによく似ている)。これは,体に毒をもつジャコウアゲハに似ることで,鳥などの捕食者から逃れようという戦略なんだそうです。提唱者の名前をとってベイツ型擬態と呼ばれています。

しかも,擬態するのは雌だけで,雄は白帯タイプしかいないのです。雌雄の戦略の差が如実に現れていますね。

面白いのは,ベニモンアゲハの分布北上に伴なって,沖縄本島での紅紋型メスの割合が増えてきているんだそうです。採集したり,幼虫から育てて比率を求めたら,地域ごとの特徴が出てくるのかもしれません。

2005/08/25 渡名喜村集落内の植えます

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