集団の美
渡名喜の林道でもっとも簡単に出会える動物は,ひょっとすると,このミミズかもしれません。やや太目のミミズがアスファルトの上に出て干からびているのです。
この日見つけたものは,夕方だったのにも関わらず,まだ瑞々しい状態。そこに,集落ではあまり見かけないアリが群がっていました。小さめの黒い体で,これといった特徴を見いだしにくいのですが,胸部の形態やフ節の色合いでアシジロヒルシアリと同定しました。
もう,うじゃうじゃと,集まっているこのようす,気持ち悪さを感じることもあります。個性のないもの(大抵は無脊椎動物ですね)が群れというより無秩序な集団を作っていると感じるような気がします。例えば…飛蝗とかクリスマス島のカニとか。ヒトの場合はこんなほうが好きみたいですけど。
2005/06/10 渡名喜村大本田渡名喜園地
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