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視線を感じる

オサヨコバイ
じっとこちらを見つめているようですが,もちろん違います。瞳のような黒斑があるので,そう感じるのかもしれません。けれども,昆虫の目は複眼ですから,瞳なんてあるはずがないのです。それにしても,昆虫もどこか一点を注視するってことがあるんでしょうか?図鑑の写真でも,カメラを向いた黒斑があるので,光の反射屈折といった関係かもしれません。

この虫は,オサヨコバイ。ヨコバイ類としては大きなグループですが,この種の属するオサヨコバイ科は,県内ではこの1種。イヌビワ類に付くということなので,ガジュマルのあるこの場所でも見られたのかもしれません。

2005/07/28 渡名喜村集落内の藪

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みんどぅら・さんだな

オキナワハゴロモモドキ
まるで呪文のようにも聞こえてしまうこのフレーズ,単純にこの虫の学名をカタカナ表記してみたのなのです。この虫は,オキナワハゴロモモドキ。分類表では,アオバハゴロモ科とマルウンカ科に挟まれた,小さな科です。県内ではこの1種のみ分布するようです。

それにしても,この場所,これらの半翅目小型昆虫を探すのにも絶好の場所のようです。

2005/07/26 渡名喜村集落内の藪

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哀れ,リュウキュウアオヘビ 再び

リュウキュウアオヘビ
どうも,この蛇との出会いは,こんな形になってしまうようです。前回は2000年5月のこと。今回は,林道で車に轢かれたものらしく,血痕から離れたところに上半身(前半身?)だけが落ちていました。翌日,同じ場所を通ったのですが,既にいなくなっていました。カラスなどが持ち去ったのかもしれません。

渡名喜島には,ハブ,リュウキュウアオヘビのほかにも,メクラヘビ(ブラーミニメクラヘビ),アカマタ,ガラスヒバァ,ハイ,ヒメハブの計7種が分布するとされています。ハブやヒメハブには会いたくないけれど,ハイは見てみたと思います。

2005/07/21 渡名喜村渡名喜林道

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胴太短足鼻短し

ヘリグロヒメトカゲ 動物の撮影で困るのは,やっぱり被写体が動くこと。デジカメには起動に時間が必要なこともあって,素早く動くものほど撮影しにくくなります。

この日出会ったのは,ヘリグロヒメトカゲ。撮影を終えて,車に乗ろうとした,その足元を駆け抜けていったのです。慌ててカメラを起動してシャッターを切っても,ご覧の通り手ブレ・ピンボケ。それでも,この種の特徴の短い手足はわかるかな,と。はっきりとした姿は,こちらのサイトこの写真でどうぞ。


2005/07/21 渡名喜村渡名喜林道島尻毛付近

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月ぬ美しゃ

上弦の月
このblogの写真は,2004年5月以降,PanasonicのDMC-FZ10で撮影しています。DPEラボのない渡名喜島で更新を続けられたのは,このデジカメ購入よるところが大です。

この写真は,あんまり月がきれいだったので,手持ちで試してみたもの。マニュアル露出に設定して,ISO50,F5.2,シャッタースピード1/160秒,12倍望遠(35mmフィルム換算で焦点距離432mm),タイマーは使わずにシャッターボタンを押しました。実は,カメラ本体を車の上において,構図を決めたのですが,三脚も使わずに,なかなかよく写せたのではないかと思います。

明暗境界線付近のクレーターがしっかりと写っているところがすごいなぁと思います。まだまだ,このカメラの性能を活かしきれていないことも感じさせてくれる一枚になりました。

2005/07/15 渡名喜村大本田渡名喜園地

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今日は包み隠さず

リュウキュウツヤハナムグリ このところ,夕方のミシルジ通いが続いています。1つには,日中はあまりに陽射しが強くて歩き回る気力が出ないためです。もう1つの理由は,日中元気に飛び回っていて,とても撮影できないような虫たちが,なぜかこの時間この場所に集まっているからです。植林されて年月が経っておらず,背丈ほどの木が多いからでしょうか,枝先で休息しているところをじっくりと狙えるのです。
で,今日の一枚はリュウキュウツヤハナムグリ。去年もこの時期に撮影しています。渡名喜の7月を代表する昆虫といえそうです。この個体は枝を伝って移動中で,触角や頭部のようすを撮影することができました。

2005/07/15 渡名喜村大本田園地(ミシルジ)

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頭隠して…,休憩中!?

オオシマアオハナムグリ
夕暮れにはまだ早い夏の午後。林道から脇にそれて,原野のほうへ行ってみました。5時を過ぎて日も傾いてきたからでしょうか,枝先で休んだようにしている虫がたくさん見られました。

この虫はオオシマアオハナムグリ。全然「青(緑)」くないんですが,これは個体変異のようです。一般的にはもっと緑がかった体色です。この写真では,ハナムグリ類らしい腹部のくびれがよくわかります。昆虫の体としては腹部なんですが,肩が張り出しているように見えます。

渡名喜島でよく見られるのはリュウキュウツヤハナムグリ。それに比べると,このオオシマアオハナムグリはとても稀に感じられます。

2005/07/14 渡名喜村大本田園地(ミシルジ)

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醤油じゃないよ

ショウリョウバッタ この姿を見ると,ドタバッタンを思い出してしまうのは,わたしたち世代には共通のことだと思うのですが,どうでしょうか?

この虫の名は,ショウリョウバッタ。島の子どもたちは「ショウユバッタ」と呼んでいます。ショウユは醤油のことです。虫を掴んでイタズラしていると,口から黄色っぽい液を出すので,ショウリョウが醤油に変化したようです。鋭い感覚だなぁと感心しながらも,本当の名前はショウリョウバッタだよと教えてあげるのですが,ショウリョウなんていう言葉は無いと否定されてしまいます。


ショウリョウって何だろうと検索してみると,精霊会,つまり「お盆」のことでした。その頃に多く見られるようになるから名付けられたのですね。渡名喜ではうりずんの頃から普通に見られますけど。

205/07/12 渡名喜村西底原

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8本足に見えるのは

アリグモ赤色型雄

アリッ!? クモ?

と,どうしても言いたくなってしまう,このクモの名前はアリグモ。その名の通りアリに擬態しているのだそうです。確かに,腹柄のくびれが見事に再現されていて,体色もアシナガキアリによく似ています。体長はちょっと大きめですが,素早く歩き回るようすまで似せているように感じられました。手元の図鑑では,黒い個体の写真しかなかったのですが,ネットで探すとこのように赤いタイプもいるようです。また,嘴のように飛び出しているところは,上顎と呼ばれる付属肢で,これだけ大きいのは雄の特徴だそうです。

小さな体で素早く動くので,なかなかうまく撮影できません。結局50カットほど撮影した中で,使えそうなのは10枚以下。この一枚は,アリらしく見えるものを選びました。

2005/07/19 渡名喜村渡名喜小中学校

ネットサーフしていて見つけた日本ハエトリグモ研究センター内の日本のアリグモ属 同定の手引きによると,ヤガタアリグモ,Myrmarachne elongata のようです。アリグモにも,いろいろいるんですね。
2005/07/26 追記

続きを読む "8本足に見えるのは"

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男の武器は この太腿

ホウズキカメムシ
それにしてもカメムシの仲間は,無防備に姿を晒しているように見えます。この時も,昼過ぎの明るい時間,葉の表側でじっとしているのです。この体色ですから,はっきりと見えてしまうのですが,食べられてしまう心配はないのでしょうか?

このカメムシはホウズキカメムシ。ホウズキに限らず,ナス科やヒルガオ科の植物を食害するようです。この頑丈そうな後脚で雄同士が闘うそうなのですが,この体型で後脚を使うとなると,一体どんな闘いになるのでしょうか。活動は夜間が活発に行なわれるそうなので,夜間観察で出会えるかもしれません。

2005/07/11 渡名喜村集落内の藪

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やっと近づけた

オサハシブトガラス
再びカラスです。賢い鳥ですから,こちらから近付いていけることは望むべくもありません。このときは,林道を通行中,視界の隅で動いた大きな影に急停車。振り向くと,道路脇の枯れ木で3羽のカラスが遊んでいたのです。車から降りれば,絶対に逃げられてしまうだろうし,バックするのもどうかなと。窓越しの苦しい姿勢で撮影しました。

1月に撮影したときよりは,ずっと鮮明に捉えることができましたが,右側が白くかぶってしまったのは残念。それでも,ハシブトガラスの特徴である嘴の湾曲はわかるかなと思います。県内で見られるのは,嘴が比較的細い別亜種のオサハシブトガラスになるようです。

ということで,今月の鳥は再掲になってしまいました。

2005/07/15 渡名喜村渡名喜林道

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雲・蜘蛛 どっち?

クモウツボ
カニの仲間でも撮影しようかと,何気なく降りた後方礁原で思いがけないものに出会いました。日も傾いて,そろそろ帰ろうかと浜に向かったところで,サッと動く影があったのです。潮溜りの中で揺らいでいる姿は,紛れもなくウツボ。こんなところでも見られるのかと,驚いてしまいました。

で,何という種類なのか調べてみると,どうやらクモウツボらしいのです。体側に並んだ紫のアメーバ状紋様とその中の黄斑が特徴的です。和名の「クモ」は,この紋様を雲に例えたものなのか,それとも蜘蛛か。カタカナ表記ではわかりませんね。

と,ここまで書いて気付いたのですが,クモウツボの種小名は,nebulosa。ということは,「雲」なのかな?

2005/05/29 渡名喜村タカタバマ(南西海岸)

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先輩を呼ぶとき

クロイワニイニイ 島の子どもたちは上級生のことを「○○先輩」とは言わずに,「○○にいにい(お兄ちゃん)」と呼んでいます。小さな島だからこその親しみを込めた表現だと思います。

で,そんな状況だから,このセミの和名を紹介すると,大抵笑いがこぼれます。その名もクロイワニイニイ。黒岩さんに献名されたのでしょうから,あながち間違いとはいえないのですが。


関東で育ったわたしにとっては,ニイニイゼミは身近なものでした。そのニイニイゼミに比べると,緑と黒の紋様が隈取のようでキレイだなぁと思います。鳴き声は単調なのですが力強く感じます。渡名喜島では,このセミとリュウキュウクマゼミの声を聞くことができます。

2005/07/14 渡名喜村大本田園地(ミシルジ)

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意外な組み合わせ

キシモフリクチブトカメムシ
またまた常夜灯の下で見かけた風景。このときは,黒っぽいカメムシを初めて見て,慌てて撮影を始めたのです。と,どこからかダンゴムシがやってきて,すっと横に並びました。

このカメムシはキシモフリクチブトカメムシ。蛍光灯の下では白黒の斑に見えたのですが,図鑑によると,「体は淡黄褐色で不規則な黒い斑紋がある」となっています。だから,和名も「黄霜降」なんですね。姿からは想像できませんが,これでも捕食性。シロチョウ科の幼虫の体液を吸うそうです。食事中のようすも見てみたいものです。

それにしても,夜中になるとブロック塀の上にもダンゴムシがやってくるのですね。

2005/07/04 渡名喜村西底原

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玉・米・蛍

ウバタマコメツキ
梅雨が明けてから,常夜灯の下は大賑わい。退勤時に注意していると,思わぬモノに出会えます。この日は,ブロック塀の上で,見慣れぬ大きなコメツキムシがじっとしているのを見つけました。

コメツキムシというと,茶褐色のイメージがあるのですが,この種は白地に黒の斑模様。とてもシックな感じです。名前はウバタマコメツキ。ウバタマムシというのもいますが何か関係があるのかなぁと,図鑑をパラパラめくったのですが,そんなことは載っていませんね。大体,「ウバ(姥)」なのか「ウバタマ(烏羽玉)」なのか語句の切れ目もわかりません。

で,気付いたのは,図鑑の掲載順がタマムシ科,コメツキムシ科,ホタル科と連続していること。そういえば,胸部の後端が突出するような体型もよく似ていますね。系統的にも近縁なのでしょうか。タマムシ幼虫は木材食,ホタル幼虫は陸貝食として,コメツキムシの幼虫は何を食べているんでしょう。

2005/06/30 渡名喜村西底原

その後,小型昆虫などを補食している種類もあることがわかりました。

2007/03/15 追記

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兄弟揃い踏み

シリケンイモリの幼生
兄弟といっても,血を分けた実の兄弟ってことはないと思うのですが。小さな繁殖地ですから,ごく近い血縁関係はあるでしょう。これは,シリケンイモリの幼生。どちらも,まだ外鰓がハッキリしていて,いかにも幼生という姿がかわいらしく見えます。

この日はおよそひと月ぶりにウーチュガーへやってきました。4月には繁殖行動が見られましたから,大きなほうは,その頃に産卵されたものかもしれません。小さな島の小さな水系で生き長らえている個体群が,いつまでも無事であるようにと祈らずにはいられません。

2005/06/22 渡名喜村ウーチュガー

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集団の美

ミミズに群がるアシジロヒルシアリ
渡名喜の林道でもっとも簡単に出会える動物は,ひょっとすると,このミミズかもしれません。やや太目のミミズがアスファルトの上に出て干からびているのです。

この日見つけたものは,夕方だったのにも関わらず,まだ瑞々しい状態。そこに,集落ではあまり見かけないアリが群がっていました。小さめの黒い体で,これといった特徴を見いだしにくいのですが,胸部の形態やフ節の色合いでアシジロヒルシアリと同定しました。

もう,うじゃうじゃと,集まっているこのようす,気持ち悪さを感じることもあります。個性のないもの(大抵は無脊椎動物ですね)が群れというより無秩序な集団を作っていると感じるような気がします。例えば…飛蝗とかクリスマス島のカニとか。ヒトの場合はこんなほうが好きみたいですけど。

2005/06/10 渡名喜村大本田渡名喜園地

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スベスベのライバル

ケブカガニ
一見すると,何だかよくわからない毛むくじゃらですが,実際の姿はそうでもなくて,はっきりカニだとわかります。動いているからでしょうか?

名前は,そのまんまのケブカガニ。海岸すぐ近くの後方礁原でよく見かけるオウギガニの仲間です。ちょっとした窪みでじっとしていることが多いようですが,突っつくと,以外に素早く動きます。このときは,眼柄を突き立てるようにしてじっとこちらを覗っていました。こちらでは,リュウキュウスガモの切れ端を運んでいる様子が見られます。

NHKみんなのうたの「恋のスベスベマンジュウガニ」で恋敵役に取り上げられていたので,少しはメジャーになったかな?

2005/05/29 渡名喜村タカタバマ(南西海岸)

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芸者の団体さん

アオバハゴロモ
渡名喜島で芸者の団体を発見!といっても,実は「芸者」じゃなくて,"Geisha"の話。写真の虫の学名なのです。

この虫はアオバハゴロモ。オオハマボウの若芽に群れているところを拡大撮影してみました。薄緑の翅に濃い緑の脈,そして薄紅色の縁取り。この色彩から芸者を想像するのは???な気もしますが,命名者の生きていた時代には,それが常識だったのかもしれません。

撮影のために,よく観察していたら,個体毎に微妙に色彩が違うことに気付きました。薄緑というよりも白に近いものや,脈が見えないもの,薄紅の縁取りも濃さはいろいろです。写真の個体も,典型的な色彩ということではなくて,構図がよかったので選びました。

2005/07/04 渡名喜村集落内の藪

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鳥じゃない けど 鳥の名前

ヒラタミミズク
今年は酉年なので,できるだけ鳥の写真を載せたいなぁと思っているのですが,素人が手持ちのデジカメでねらうには,鳥は難しい被写体です。

この写真はミミズク科のヒラタミミズク。ミミズクといったら,普通はフクロウに似た鳥ですけれど,こちらはセミやウンカに近い仲間です。左右に張り出した胸部をミミズクの羽角になぞらえたのでしょうか。幼虫はもっと平たくて,葉にへばり付くようにしているようです。

2005/06/10 渡名喜村渡名喜林道南西側

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ターン台で水泳教室

ターン台で水泳教室
渡名喜幼小中学校の特色は,水上運動会という伝統行事があることです。大正8年に始まって太平洋戦争中による中断をはさみ,今年で第87回になるという歴史ある行事です。この行事へ向けて,水泳教室が行なわれます。これは普通だったらプールで行なう水泳の授業を海で行なうもの。職員も総出で海に入るのです。

渡名喜の水上運動会は「ターン台」を設置することが特徴だと思います。「ターン台」でググッてみても,ほとんどはゲーム関係。電子レンジが少しと,あとはこんなの。渡名喜の「ターン台」は25mプールを海中に作るのです。今年からフロートを利用した簡易的なものになりましたが,コースロープが張られていることがわかると思います。

今日は今年5回目の水泳教室。明日の第6回で終わりです。そして,週末には水上運動会を迎えます。

2005/07/05 渡名喜村東の浜

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亀の子・亀の甲

コガタカメノコハムシ
職場の行き帰りに通るこの場所は,最近お気に入りの撮影ポイント。去年は繁殖のために集まったツマグロヒョウモンをよく見かけました。今年は,マルツノゼミを見つけてから,枝先にも気をつけるようになったのです。

そうして見つけたのが,写真のコガタカメノコハムシ。ご覧の通り,何者かに齧られた葉がたくさんあったので,少し注意して探してみたところ,この虫を見つけました。テントウムシのように半球形ではないのですが,葉にピタリとくっつけるような形になっています。ウンカにも同じような形のものがありますから,生存戦略に適って進化的に安定なのでしょう。

同定には,こちらのページインターネット ハムシ図鑑を参考にさせて頂きました。

2005/06/10 渡名喜村集落内の藪

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大きな目玉はハンターの徴

コハンミョウ
タイトルには目玉としましたが,もちろん昆虫には目玉はありません。けれども突出した複眼が目玉のように見えるのです。渡名喜島のあちこちを歩き回って一年余り。どうして見かけないのかなぁと不思議に思っていたハンミョウの仲間,コハンミョウです。

で,どこで見つけたかというと,これが通い慣れた展望台。駐車場から続く階段の脇,ちょっとした法面に赤土が露出しているところでした。ここではリュウキュウシロスミレも見つけているし,気が付かないということはないと思うのですが。まさに灯台下暗しでした。

リュウキュウヒメハンミョウとの違いが今一つわからないのですが,暫定的にこちらに同定しておきます。

2005/06/10 渡名喜村大本田渡名喜園地

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壁の補強工事

クロスジスズバチ 5月の終わり,いつもの見慣れた風景に,異質なものが付け加わっていることに気付きました。宿舎の壁に泥団子が投げつけられたような塊りがあるのです。もちろん誰かのイタズラなどではなくて,ハチが巣作りしていたのですね。最初は団子のように丸かったものが,数日経つうちに,どんどん上へと伸びていきました。
この日は休日で,昼間の暑い時間に観察することができました。で,ついに,この巣の主を撮影できたのです。細い腰(腹部第1及び第2節)が特徴的なこのハチは,クロスジスズバチ。ドロバチ科という名の通り,泥を使って巣作りするのですね。この写真も,泥を咥えて何度も運んでくるところ待ち構え,ぐっと近付いて撮影しました。泥をつけられたばかりのところは,色が黒っぽくなっていて,どのように作業したのかがわかると思います。

2005/06/11 渡名喜村

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海から来るもの

ウミガメの産卵跡
暇を見つけては島のあちらこちらをウロウロとしているわたしですが,ハブが怖かったり,アクセスしやすかったりと,いろんな理由で,行きつけの場所ができてしまいます。ということは,滅多に行かないところもあるということ。そんな場所へ,たまたま寄ると,思わぬものに出会うことがあります。

この日は,いつもどおり大本田展望台へ向かうつもりだったのですが,梅雨の終わりの大雨で,林道が通行止め。仕方なく南の浜へ行ってみました。何の気なしに降りてみた砂浜で,これまで見たことのない不思議な跡を見つけました。まるで重機のキャタピラが通ったようです。辿っていくと,砂浜の上に(写真では手前に)続いて大きなすり鉢状の穴がありました。

これって…ウミガメの産卵跡。そんなに大きな砂浜ではないのですが,いくつもありました。時期がくれば,子亀たちを見られるかもしれません。

2005/06/21 渡名喜村カーシリ(南の浜)


なんと,こんな記事が
吹き寄せられて,護岸ギリギリまで砂が溜まっていましたから。
ウミガメ路上で保護」琉球新報2007/07/15

2007/07/15 追記

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