覆い尽くす 黄白色の花
緑に包まれた渡名喜島の集落は,一歩その中に入ると背の高い屋敷林によって,まるで巨大迷路のようです。条里制のように縦横に交わる道が基本なのですが,T字路などもあって慣れるまでちょっとかかりました。
そんな集落内を歩いていると,足元にたくさんの花が落ちていることに気付きました。敷き詰められたようになっているところもありますが,そんなところは踏まれてしまって,ちょっと悲しげです。この花は,屋敷林の主体をなすフクギの花。よく見ると形の違うものが混じっています。枝を見上げて探してみると,雄花と雌花であることがわかりました。フクギは雌雄異株で,その上,雄花雌花で花のつき方も違っていました。雌花に比べて雄花はたくさんの花が集まってついています。そのようすがわかるように構成してみました。右側が雄花,左下の切り込みが雌花です。
2005/05/30 渡名喜村集落内
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