赤い頭は 酒のせい!?
5月になって日没が遅くなってきたので,仕事を終えてから撮影に出かけるようになりました。そうして見つけたのがこの鳥です。数日前からタレーマ周辺で体は白いのにアタマが黒い不思議なサギを見かけていたのです。体型はゴイサギのようでもあるし,でも体色が違うし。しっかりと観察したかったのですが,警戒心が強くて,いつも飛び立った後の姿しか見られなかったのです。
そんな中で,ようやく撮影できたのがこの一枚。林道へと続く農道でようやく地上を歩いてる姿を見られました。かなりの距離から望遠で撮影したものをレタッチしています。それでも,先端が黒い黄色の嘴,橙黄色の足,黒い背中に白い腹がよくわかります。頭から胸にかけては白い斑模様です。
この鳥は,アカガシラサギ。渡りの途中で渡名喜島に立ち寄ったもののようです。頭から胸にかけての斑模様は冬羽から夏羽へ換羽の途中のためのようです。やがて赤褐色になり,名前の通り「赤頭」となるのでしょう。で,学名は,Ardeola bacchus。Bacchusといえば酒と酒宴の神ですね。
2005/05/19 渡名喜村マテーシガニク(林道東側始点)
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