第三の燕
夕暮れ時に野外へ出るようになってから,新しい光景に出会えるようになりました。この日気付いたものもその1つ。日没間際の山の上は,ツバメたちの乱舞が見られるのです。これまで,渡名喜島では,留鳥として一年中見られるリュウキュウツバメと夏鳥として渡ってくるツバメがいることがわかっていました。
ところが,ツバメたちをよく見ていると,どうも別な種類がいるようなのです。何しろ素早く飛んで,急反転とかするので,じっと見るだけでも大変です。何とか撮影しようと,置きピンでカメラを振り回し,何とか撮れたカットをまとめてみました。
リュウキュウツバメやツバメに比べると,からだがひと回り大きくて,その分だけ翼が鎌形に見えること,腹側も黒いこと,そして何よりも腰が白いことがわかります。この鳥は,アマツバメ。ツバメとは科が違うのですが,空中生活に適応しているところは共通ですね。ツバメとは違って海岸の岩場などで営巣するようですから,集落の中にいたのでは気付かないのかもしれません。
2005/05/19 渡名喜村大本田展望台
| 固定リンク
「41_渡名喜の自然誌」カテゴリの記事
- 出待ちで パチリ(2018.07.19)
- クマ‐との遭遇(2018.07.18)
- ピッタリサイズ(2018.07.17)
- 花にぶーん,と キラピカ登場(2018.07.16)
- 今度は何とか わかる…かな?(2018.07.15)
「04_鳥」カテゴリの記事
- 雨にもめげず(2018.11.15)
- 引っ越していた! のかな?(2018.08.08)
- こんなところで 大丈夫なの?(2018.07.20)
- 天からの贈り物(2017.12.31)
- 忘れられない 緑の輝き(2011.05.24)
コメント