単純なのに(だから)多様
出勤途中に,小さな可憐な花が朝日を浴びて咲いているのを見つけました。花の様子からナス科だなぁと見当がつくくらいにはなっているのですが,そこから先は図鑑のお世話になりました。この花は,テリミノイヌホウズキ。花序のつき方と葉に鋸歯が無いことでイヌホウズキと区別しましたが,どうでしょうか。
こうして野の花に目を配るようになって,改めて気付いたのですが,花のつくりって,どれもみな同じようなものですね。この花も五放射相称。このほかアブラナ科の四放射,ユリ科は三放射,マメ科やラン科は左右相称。そして,中心から雌蕊雄蕊花弁萼と,順序も決まってますし。それでも「1つとして同じものは無い」なんて歌われるくらい多様に見せられるのですから,自然の造形はたいしたものです。
2005/03/09 渡名喜村西底原
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