助けたくても,何もしてあげられない…
この日は旧正月,学校は午前中授業で給食もありません。けれども,わたしたちは午後も勤務。というわけで,食事をとるために自宅へ戻る途中で見つけたのが写真のナナホシテントウ。
この場所は,先日紹介したように,たくさんの蛹が見られるのですが,そろそろ羽化の時期を迎えたようで,何匹か歩き回っている姿を見かけました。そのうちの1匹がどうも変なのです。
よくみると,鞘翅が潰れて変形しているためにきちんと閉じることができません。腹部や頭部もゆがんでいるようです。羽化の際に何かが触れたか,転落してしまったのでしょうか。痛々しいのですが,何もしてあげられません。徘徊性のクモやアシナガキアリのエサになってしまうのでしょうか。
2005/02/09 渡名喜村西底原
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