肩が張ってる
ややオーバーハング気味の岩陰で隠れるようにしていたのはコマドボラ。けれども乗っかっているヘリトリアオリの殻は黒いので,自分の白い殻がとっても目立ってしまっています。コマドボラを含むレイシダマシモドキの仲間は,どれもよく似ていて,わたしの苦手分野になっています。とても野外では同定できません。これも写真を元に,殻色と肩の張り具合そして生息場所から同定したもの。正しいかどうかは,ちょっと自信がありません。
さらには,手元の図鑑で学名も違っているのです。常用している「生態/検索図鑑 沖縄の海の貝・陸の貝」では,Cronia cariosa なのですが,「貝の図鑑 採集と標本の作り方」では,Muricodrupa fenestrata となっているのです。いずれにしてもレイシダマシモドキと同属とされているのですが,種小名まで違うのですから混乱してしまいます。
2004/12/25 渡名喜村クタラー(シュガー浜北側の岩礁)
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