天敵出現
白砂の敷かれた集落内の道を歩いていると,ブロック塀のところで何やら黒いものがモゾモゾと動いているのに気付きました。近付いてみると,ホタルの幼虫です。大きさからマドボタル類だろうと考えられます。県内にはたくさんのホタルが生息していますが,幼虫が水中で生活するのは久米島産の1種類のみ。大部分が,写真の幼虫のように陸上で生活し,主にカタツムリを襲って食べているのです。
で,このマドボタルですが,沖縄に分布する基亜種オキナワマドボタルと久米島産亜種のクメジママドボタルのどちらかわかりません。雄成虫の姿をみればハッキリするのですが。というわけで,ここでは種レベルまでの同定で,オキナワマドボタルとしておきます。
2004/12/24 渡名喜村
| 固定リンク
「41_渡名喜の自然誌」カテゴリの記事
- 出待ちで パチリ(2018.07.19)
- クマ‐との遭遇(2018.07.18)
- ピッタリサイズ(2018.07.17)
- 花にぶーん,と キラピカ登場(2018.07.16)
- 今度は何とか わかる…かな?(2018.07.15)
「01_昆虫」カテゴリの記事
- ここ掘る ブンブン,とでもいう感じで(2021.06.02)
- こんなところにも やってくる(2019.03.01)
- 坂の上の紺色(2019.10.16)
- 地味ながらも 美しい(2019.09.24)
- 垂直面が好き(2021.01.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント