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木登り上手

オキナワギセル またまた久しぶりの陸貝ネタ。オキナワギセルです。宮古島に分布するミヤコオキナワギセルに比べると,ちょっと色の薄いところが特徴です。この角度だと,主襞,上腔襞がよくわかります。下腔襞も写っているようなのですが,ちょっとわかりにくいですね。って,いきなり専門用語連発のマニアの世界になってしまいました。
この場所は,駐車場から続く階段沿いの立ち木。拝所や墓地へ続いていて,とても静かなところです。こんなところでは,木の幹を注意していると,この種のような樹上棲のカタツムリを見つけられます。それから,貝殻の先が折れたようになっているのは,成長に伴なって自然に先端(胎殻という)が脱落するためだそうです。
2004/11/28 玉城村(タマグスクソン)富里(フサト)国民体育館の裏山

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» やがて消えゆく 白き頂 [SeaStar's Photolog]
並んで写っているこの細長いカタツムリ,よく見て数えると,その巻き数が違います。明らかに右側のほうが多い。だがしかし,更によく見ると,左側は先端が欠けているのがわ [続きを読む]

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