ねばついた赤いたね
島尻毛を登る山道(?)は渡名喜林道から入ります。しばらく登りが続くのですが,その斜面はやや風が弱いのか低木林となっています。その中ほどで赤い実をつけた木に気付きました。緑に囲まれた山道(?)では,ちょっと目立つ色彩です。すぐに手を伸ばして,触ってしまってから後悔しました。何ともいえない粘り気があるのです。こんなにねばついていると,鳥も食べにくいだろうし,くっつけて運んでもらうような大きな動物はいないし,一体どうやって種子を広げているのでしょう。
ところで,和名のトベラは魔除けに枝葉を扉につけていたことに由来するそうです。そして学名はP.tobira。どうせならtoberaにすればよかったのに,と思ってしまいます。
2004/10/09 渡名喜村島尻毛
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