雨,そして風に耐えて 花開く
島尻毛へと登っていく山道は,昔の人々が畑仕事に通った道です。畑作が盛んだった1960年代から40年が経ち,一部は匍匐性の草本・木本によってマット状に覆われています。そんな足元に白い花が一輪咲いていました。強い風のためか,それとも,もう花の時期を過ぎているからか,花びらが裂けて痛々しい感じがします。手に取ろうとすると,茎には棘がいっぱい。和名はテリハノイバラ,そして学名では,Rosa wichuraiana。バラそのものだったんですね。来年は満開の時期を見たいと思います。
2004/09/25 渡名喜村島尻毛
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