『アブ』と呼ばれているけれど…和名は不明
![]() | この時期,うっとおしいがこの虫。刺されると,まるで五寸釘を打ち込まれたような衝撃があるとか。島のおじさんたちは手掴みでひねりつぶしていますが,わたしには出来ません。梅雨明け前後の6月下旬から7月上旬まで,発生期間は2週間程なのだそうです。その間,野外にいると,どこからともなく飛んで来るのです。スズメバチ類と同じように,黒いものに集まるようで,この写真もターミナルの中に飛んできた個体が,黒いザックにとまったところを写しました。 |
種名が判りました!
オキナワオオアブ,Tabanus okinawanusです。出典は,岸本高男・比嘉ヨシ子(1986),「沖縄の衛生害虫」新星図書出版。すごい(対象を絞った)本があるものです。この本によると,
・雨期が終わり、夏至の頃になるとアブの活動は盛んになり、とあります。
・成虫の最盛期は6~9月、
・よく晴れた日の午前10時頃から午後2時頃に活動が盛んになる。
・赤と黒の服装をした人を好んで襲う。
2004/11/01 追記
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