アシナガキアリ
渡名喜島の印象の一つは,アリが多いこと。集落全体が砂地だからでしょうか,とにかく沢山いて,目立つのです。それがこのアリ。白い砂によく映える体色です。しかも,屋内にも侵入してくることも多く,大変です。写真はイマイチですが,何しろ足が速くて,シャッターを押したときには,もうファインダーの外に出てしまっていることが何度もありました。このカットは,長い触角の特徴がわかるかなぁと選んだ一枚です。 |
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渡名喜島の印象の一つは,アリが多いこと。集落全体が砂地だからでしょうか,とにかく沢山いて,目立つのです。それがこのアリ。白い砂によく映える体色です。しかも,屋内にも侵入してくることも多く,大変です。写真はイマイチですが,何しろ足が速くて,シャッターを押したときには,もうファインダーの外に出てしまっていることが何度もありました。このカットは,長い触角の特徴がわかるかなぁと選んだ一枚です。 |
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この時期,うっとおしいがこの虫。刺されると,まるで五寸釘を打ち込まれたような衝撃があるとか。島のおじさんたちは手掴みでひねりつぶしていますが,わたしには出来ません。梅雨明け前後の6月下旬から7月上旬まで,発生期間は2週間程なのだそうです。その間,野外にいると,どこからともなく飛んで来るのです。スズメバチ類と同じように,黒いものに集まるようで,この写真もターミナルの中に飛んできた個体が,黒いザックにとまったところを写しました。 |
・雨期が終わり、夏至の頃になるとアブの活動は盛んになり、とあります。
・成虫の最盛期は6~9月、
・よく晴れた日の午前10時頃から午後2時頃に活動が盛んになる。
・赤と黒の服装をした人を好んで襲う。
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スゴいカウンターのサービスを利用して,カウンターを設置してみました。ココログ設置以来半年を過ぎましたが,どれくらいアクセスがあるのでしょうか? また,あわせて,更新通知と更新状況の通知を行なうことにしました。
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胸部背面の盛り上がりと,脛節が赤褐色であることから,アオメアブとしました。複眼の前半分が緑色に見えています。写真で見ると,肢に生えた刺や鋭い口器がよく見えて,迫力を感じます。この種は,肉食ですが人を刺すことは無いようです。ところが,今,渡名喜島では人を襲うアブが発生して,野外活動が行ない難くなっています。7月上旬で姿を消すということなので,それまで,おとなしくしていようかと思います。
2004/06/10 渡名喜村アンジェーラ浜
どうも,体色を考えるとアオメアブではなさそうです。シオヤアブの一種とするのが適当かな,と思えてきました。
2006/04/17 追記
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梅雨時から目立ってきたのが,この動物。県内の人は,「ナメクジ」と呼んでいますが,ナメクジとはちょっと違う生き物です。けれども,和名にナメクジと入っているので,「やっぱりナメクジじゃないか」と言われてしまいます。説明が難しいです。渡名喜では,朝早く,集落内の道を歩き回っている個体を,よく見かけました。砂の上に一筋の跡が残るので,すぐにアシヒダナメクジとわかります。この写真は台風一過の昼下がり,まだ砂が乾く前に活動しているところを撮影しました。
2004/06/10 渡名喜村
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県内の海岸,特に砂浜海岸でよく見かける植物です。緑~黄色のひも状のものが,砂浜を覆い尽くすように広がっています。葉が無いように見えるのは寄生性だから。写真は花(花序)の拡大です。この姿かたちでクスノキ科なんだそうです。
2004/06/10 渡名喜村アンジェーラ浜
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カメラを持って校内を歩いていると,キレイな虫に気付きました。緑の葉にオレンジが映えます。一目でハムシ類とわかったのですが,調べてみるとウリハムシ。名の通り瓜類を食害する『害虫』です。写真の葉は瓜ではないのですが,すぐ近くにニガウリやスイカが植えられています。それで近寄ってきたのでしょうか。 |
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6月に入って急に目立ってきたのがコガネムシ類。特にこのシロスジコガネは色彩と触角が特徴的で気になっていました。調べてみると,灯火にはよく飛来するようです。実際見つけるのは,早朝の路上です。大抵,もう動けなくなっています。写真の個体にもアリが集まっていました。
2004/06/07 渡名喜村
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シド崎からの帰り道,干潮になった礁原を歩いて,来た時よりは近道しようとしたのです。すると,汀線からすぐ近くに,このヒメジャコがいました。国内産シャコガイ類は4種ですが,穿孔性があるのはこの種のみ。とても美味しいので採集圧も高いのですが,よくもこんな目立つところで生き残っていたものだと思います。外套膜が青く輝いてとてもキレイでした。
2004/06/06 渡名喜村東海岸アマチチカタバル
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閃緑岩の転石で一杯の海岸が終わると,その閃緑岩が海に向かって突き出した崖になっています。その崖を越えると,いよいよ接触交代鉱床です。転石の色が赤茶けたものに変わると,そこかしこがキラキラと光っています。拡大すると写真のようになっています。右上の丸は500円硬貨。白っぽいのは石英(方解石かも),黒っぽい部分がザクロ石。この写真は一抱えもある岩の一部ですが,握りこぶし大以下の転石も,鉱物になっています。結局小さな水晶を1個と,磁鉄鉱を数個,そしてザクロ石が幾つか拾えました。
2004/06/16 渡名喜村北海岸シド崎
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この日,海岸に出たのは,このシド崎に来るため。渡名喜島は山がちな地形のため,ぐるっと海岸沿いを歩いてくるのが安全なのです(もちろんハブの危険も大きい)。右の奥のほうに見えているのが岬の先端です。ここは白っぽい古生代の石灰岩。手前の植物が茂っているところは,閃緑岩。その間,赤茶けたところが接触部で,スカルン鉱物がざくざく。お目当てのザクロ石はすぐに見つかったのですが,ヘデンベルグ輝石や緑レン石は,よくわかりません。それっぽいのを拾い集めて帰ってきました。今,図鑑と比べているところです。
2004/06/06 渡名喜村北海岸シド崎
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大きな石灰岩の崖が海に突き出したところ,それがフギミと呼ばれている所のようです。この石灰岩,沖縄本島南部で見られる琉球石灰岩とちがって,結晶質の,いわば大理石。とても緻密で硬い岩の壁です。それが,岬の突端で,ノッチが穿たれ,さらにトンネルが2つも開いて,『めがね岩』になったのですね。実は,想像よりも丸くなくて,最初の感想は,「鼻の穴だなぁ」といったものでした。
ところで,翻訳サイトで検索して知ったのですが,太鼓橋(めがね橋)のことを"humpbacked bridge"と呼ぶんですね。そこで,このめがね岩を(勝手に),"twin humpbacked rock"と命名しました。どうでしょうか。
2004/06/06 渡名喜村東海岸フギミ
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4月に渡名喜に来たときから,畑の周りで見られる巨大なバッタが気になっていたのです。農道脇の側溝で,後肢を失い弱っている個体を,ようやく撮影することができました。巨大バッタの正体はタイワンツチイナゴ。バッタ科では国内最大になる種だそうです。複眼を通過する黒線と,その両側の黄色い帯が印象的です。
2004/06/03 渡名喜村
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仕事を終えて,何かいい被写体はないかとウロウロしていたところに出会った一枚です。畑の中の道に置かれた板切れから,なにやらオレンジ色の物体が,ニョキニョキというか,不思議な形で生えています。変形菌の子実体かとも思ったのですが,ネットで画像検索しても,それらしいものが出てきません。結局のところ正体不明ですが,写真はボケ味を活かしたいいものになっているなぁと,自己満足しています。
2004/06/03 渡名喜村
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久し振りに海の貝です。この貝は,波当りの強い,外海に面したような岩礁に生息しています。また,沖縄本島や宮古島で広く見られる琉球石灰岩の岩礁では見られません。ビーチコーミングをしているときに,この貝の破片を拾ったので,岬の先端にでもいるのだろうと思っていたのです。ところが,何気なく歩いていた防波堤で,群生しているのに出会いました。サイズ組成も様々でしたので,たまたま分散してきたのではなさそうです。渡名喜では身近に見られる貝と言えるでしょう。
2004/06/03 渡名喜村シュガー浜
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待ちに待った6月8日。ところが全国的に曇り。ここ沖縄は全県的に厚い雲に覆われていて,太陽を見ようとする気も起きません。インターネット上のライブ中継サイトを探しますが,どこもうまく繋がりません。金星の日面通過,次回の8年後がわたしにとっては最後のチャンスになります。今から晴天を願っておきます。
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トンボシリーズの最後は,小さな小さなヒメトンボです。名前からすると暖色系の繊細な姿を想像してしまいますが,実際はシオカラトンボ型です。最初にこのトンボに気付いたときは,ずいぶん小さなシオカラトンボだなぁと感じました。調べてみると,先のコシブトトンボとほぼ同じサイズで,県内産としては最小の部類だそうです。 |
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昨日のショウジョウトンボと繁殖行動していたから種名がわかったのです。そうでないと,これだけ地味ですから写真も撮らなかったかもしれません。現場では気付かなかったのですが,写真を画面で確認してみると,羽がボロボロに破れています。捕食者による攻撃の跡なのか,それとも羽化から時間が経っているためか。どちらにしても,この羽で飛び回っていたのですから大変なことです。
2004/05/25 渡名喜村ウーチュガー
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トンボシリーズで続けます。今日は真っ赤な色が印象的な「赤トンボ」。でも,沖縄県内には,本当の意味での赤トンボ(アカネトンボの仲間)は分布していないのだそうです。でも,アカネトンボとは,どこがどう違っているのか,門外漢にはよくわかりません。
2004/05/25 渡名喜村ウーチュガー
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すっかりトンボシリーズ@ウーチュガーになっていますね。昨日までの「腰太」に続いて,今日は「腹細」です。この場所で見られたトンボの中では一番の大型種でした。周りにいたのが小型だけに,オニヤンマぐらいに感じられたのですが,落ちついてよく考えると普通のサイズ(シオカラトンボくらいといった意味です)ですね。この種も県内では,よく観察できる普通種だそうで,ちょっとした水たまりがあれば棲息できるそうです。
2004/05/25 渡名喜村ウーチュガー
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昨日に引き続いてコシブトトンボです。オスがシオカラトンボに似ているので,やっぱりメスはムギワラトンボに似ています。でも,ちょっと黄色が強いかもしれません。雌雄揃って見られるということは,この小さな田んぼ跡で繁殖しているのかもしれません。 |
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