「ウーチュガー」へ行ってきました。
「イモリを探しに行こう!」ということで,島の子どもたちと田んぼの跡に行ってきました。行ってみて驚いたのは,この田んぼが斜面の中程にあること。後で調べてみると,「低位段丘」といって,集落を作る砂地とは別の堆積物のようです。ここの湧き水を利用して,斜面に棚田を作っていたようなのです。斜面に残された畦と水路に先人たちの苦労が感じられました。
田んぼの側にはブロック造りの井戸があって,この中にシリケンイモリが十数匹いたようです。子どもたちによると,数年前より明らかに減っているとのこと。水系の未発達なこの島の,貴重な生息場所を大切にしていきたいものです。
2004/05/25 渡名喜村西森西側斜面
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