« 2004年3月 | トップページ | 2004年5月 »

ナンゴクネジバナ

ナンゴクネジバナ “うりずん”を迎えた沖縄は,もう初夏のようす。グラウンドにはナンゴクネジバナがたくさん咲いていました。この写真をとったのは,この日草刈が予定されていたため。刈られても,また来年の春には花を咲かせてくれるのでしょうが,ちょっともったいない気もします。幸い(?)刈られたのは一部で,もうしばらく花をたのしむことができそうです。
2004/04/20 渡名喜小中学校グラウンド

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アブラコウモリ?

アブラコウモリ?
ある日の午後,小学生が「コウモリがいた!」といいながら持って来てくれました。校舎の玄関脇に落ちていた,というのです。見ると,既に死んでいて,皮膜(?)にも破れた穴がありました。譲ってくれるようにお願いしたのですが,絶対に持って帰るといって,嬉しそうに持ち帰っていきました。頭骨を取りたかったなぁ,と残念に思っていると,しばらくしてから,やっぱりあげる,ともって来てくれました。今,コウモリの死体はフィルムケースに入れて理科準備室の冷凍庫の中です。
ところで,アブラコウモリとしましたが,沖縄には分布するのでしょうか。いろいろ検索したのですが,ハッキリしません。同定については課題,ということで。
2004/04/20 渡名喜小中学校

| | コメント (0) | トラックバック (1)

島で唯一のヒカゲヘゴ

ヒカゲヘゴ

渡名喜林道の最高部に渡名喜県立自然公園 渡名喜島園地があります。ここには駐車場が整備され,すばらしい眺めの展望台には大型双眼鏡も設置されている,オススメのポイントです。

さて,この駐車場を出てしばらくすると,林道沿いに一本のヒカゲヘゴが見られます。聞けば,島で唯一のものだそうです。いかにも人が持ち込んだように見えるのですが,果たして自然分布なのでしょうか?

2004/04/13 渡名喜林道

| | コメント (0) | トラックバック (0)

南の浜のチャート

南の浜のチャート
渡名喜林道を下り,西海岸へ出てきました。「南の浜」と呼ばれている所です。この海岸ではチャートの露頭が観察できました。ここのチャートは白っぽく,隣接するドロマイト(?)の黒と対照的です。本部町備瀬崎のチャートとは色が違っていますが,地質的なつながりを感じさせてくれる風景です。
2004/04/13 渡名喜林道入り口(西海岸)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

入砂島

入砂島
渡名喜村は2つの島からなっています。渡名喜島ともう1つ,入砂島です。渡名喜島の西4kmに歯ブラシを横たえたような形に見えます。林道の最高部付近からもはるかに見下ろすことができました。ところで,この入砂島,自衛隊の演習地になっていて,人は住んでいません。この写真でも立ち上る煙と戦闘機(ヘリコプター?)が見られます。演習が激しいときは,集落の中にいてもその音が聞こえてくるほどでした。
2004/04/13 渡名喜林道から入砂島を望む

| | コメント (0) | トラックバック (2)

大岳山頂のカレン

大岳山頂のカレン
渡名喜林道を登りきったあたりから,大岳が間近に見られます。標高179mある島の最高峰です。この山,山頂付近はカレンが並ぶちょっと異様な光景です。これもカレンフェルトといってよいのでしょうか?ちょっと自信がありません。島の南側は,このような古生代の石灰岩からなる溶食地形がよく観察される地域です。
2004/04/13 渡名喜林道最高部付近から大岳を望む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

島尻展望台から慶良間を望む

島尻展望台から
渡名喜島の南部は切り立った崖が続く地形です。林道を登る途中にある島尻展望台からは,足元の島尻崎,そしてはるかに慶良間の島々を望むことができます。この季節,展望台の周囲はたくさんのテッポウユリが咲いていました。写真の左下に見られる白い点々がそうなのですが,わかるでしょうか?
2004/04/13 渡名喜林道島尻展望台

| | コメント (0) | トラックバック (0)

林道に爽やかな香

クチナシ
林道を歩いて,膝はガクガク,頭はモウロウとして,もうヘトヘトの状態になっていると,どこからか爽やかな香。斜面を覗き込むと,白い花をたくさんつけた木が見えました。だいぶ下ったところで,近付いて花を撮影できました。後から調べてみると,これがクチナシ。名前はよく知っているけれど,実物を見るのは初めてでした。図鑑やネット上の写真に比べると,少し花弁の広いタイプのようです。
クチナシが香り,ツバメが渡ってきて,渡名喜はもう初夏を迎えました。
2004/04/13 渡名喜林道

| | コメント (0) | トラックバック (1)

渡名喜島

渡名喜林道から北を望む
縁あって,渡名喜島へやってきました。渡名喜島は人口470人余り小さな島。人々は1つの集落に集まって暮らしています。そして集落を南北から挟むように高い山がそびえています。この写真は島の南部を一周する林道を東海岸から登り,振り返って北を望んだようす。アンジェーラ浜と呼ばれている静かな湾です。左側の岩山は古い時代(古生代?)の石灰岩でできています。これから,渡名喜島の自然誌を集中的に紹介していきます。
2004/04/13 渡名喜林道

| | コメント (0) | トラックバック (0)

助けたいけど,手が出せない…

コサギ
新しい環境での投稿1本目は,コサギです。具合が悪いのか,飛び立つことなく歩き回るだけ。うまくバランスを取れないようで,走ると倒れてしまいました。翼や足には異常が無いように見られます。けれども,これだけ鳥インフルエンザが騒がれている状況では,捕まえて触診することは控えました。野犬はいないようなので,早く元気になって飛び立って欲しいものです。
2004/04/08 渡名喜村渡名喜小中学校グラウンド

後日談
やっぱりというか…死んでいるのが見つかって,埋めてもらったそうです。
2004/04/22

| | コメント (0) | トラックバック (2)

« 2004年3月 | トップページ | 2004年5月 »