ごあいさつ

森は生きている,倒木と芽生え
(森は生きている,倒木と芽生え 2019年10月16日 恩納村県民の森)


ブログ開設から時間が経ち,すっかり生活が変わってしまいました。

最近は,もっぱらtwitterで投稿しています。

twitter@UmiHoshiをご覧ください。

ブログ形式にまとめてくれるtwilogの方が閲覧性がいいかもしれません。

そちらもご覧ください。

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ここ掘る ブンブン,とでもいう感じで

キンモウアナバチ

6月上旬というと沖縄では梅雨の真っ只中,ですが,今年は5月中は晴天が続き梅雨らしからぬ天候でした。それでも,6月に入ると雲の多い天気が続くようになりました。この時期,活発に活動しているのが,このキンモウアナバチです。2017年6月には那覇市でヒメクダマキモドキを運んでいる姿が観察できました。

こちらの施設では,敷地の隅に土砂が山積みされていて,半ば放置されているためにセンダングサの草むら状態になっています。その小山が条件よいらしくて,昨年に引き続き,何頭も集まって集団営巣状態になっていました。

この個体は,地面に降り立った後,草の下へ進み,盛んに砂を掘っていました。狩りはこれから,なのかもしれません。

2021/06/02 宜野湾市

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3年ぶりの皆既月食

今年は前回から3年ぶりになるという皆既月食があるということでしたが,5月末は梅雨の真っ只中。見られる可能性は少ないかもなぁと予想していたのですが,今年は空梅雨。夕方から晴れてきて,これは撮影できそうと見晴らしのよいところへ出張ってきました。

2021/05/26 19:18頃,月出帯食

国内では南西に位置する沖縄では,食の開始は地平線下。月出帯食になりました。しかも,月の出は薄明中。どうかな,見えるかなと待ち構えていると,雲の隙間に欠けた月。いい感じで撮影できたのですが,如何せん部分食が進んでいて,ただの半月状態。

その後,厚い雲の中に入ってしまった月ですが,皆既の頃には雲の上に昇って,赤銅色の姿を見せてくれました。

2021/05/26 20:39頃,皆既後復元中,赤銅色の月

久しぶりの月食,皆既の終わりまでたっぷりと堪能できました。
ちなみに,今回の月食は今年の最近の満月だそうで,いわゆるスーパームーンでもありました。

2021/05/26 21:45頃,部分食ももうすぐ終わり

2021/05/26 中頭郡中城村

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Xには まだ早い

毎年購入している天文年鑑,今年度版の【主な天文現象】をつらつらと読んでいると,何と今年は6回も月面Xが見られると載っています。が,日常に追われるうちに,2月はすっかり忘れていて,今月こそはリベンジをと,待ち構えていました。

2021/04/19 19:07頃,月面X直前

ちょうど空も晴れわたり,上弦近くの月が煌々と輝いていて,条件は最良。待ちきれなくて,テストとばかりに,一枚撮影してみました。Xになるクレーター縁の頂が光を受け始めているものの,まだまだ先,のようでした。

それから,およそ2時間後がこちら。

2021/04/19 21:15頃,月面X

Xの文字,きちんと観察できました。

2021/04/19 宜野湾市

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このまま 宙を舞えそうな

クロモンカギバ

今朝,建物の壁にとまっているのを見つけた蛾。形がアルソミトラの種子を思い出させます。このままでも滑空できそうですが,もちろん蛾ですからはばたくんでしょうね,きっと。

見つけたときにカギバガの仲間だろうと思ったのですが,後から図鑑で絵合わせしてギンモンカギバではないかと予想,更にネットで検索,いろいろ調べて,クロモンカギバと同定しました。

翅脈がフラッシュを反射して銀色に輝いています。まるでスパンコールが並んでいるようですが,どんな機能があるんでしょうか。この種が視覚に頼っているとは考えにくいし,夜行性だとすると,そんなに強い光を受けることもないでしょうし。まったく,不思議がいっぱいです。

2021/03/11 宜野湾市

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正面から 睨んでくる

リュウキュウメジロ,正面から睨まれる

一日の業務が始まる前のわずかな時間,窓の外の林を見ていると様々な鳥や虫が見られます。まだ2月なんですけれど,沖縄では春の気配です。

この日も,ボーッと外を眺めていたらメジロの群れがやって来ていました。慌ててカメラを向けて撮影を始めると,どうやら気付かれてしまったようです。窓ガラス越しだったんですけれどもね。

リュウキュウメジロ,左側面観

沖縄本島に分布するのは,亜種リュウキュウメジロというそうです。このときは,ギンネムの種子を食べていました。繁殖に備えて栄養摂取に励む時期なんでしょうね。

2021/02/19 宜野湾市

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垂直面が好き

クビキリギス,緑色型

新年を迎えたばかりというのに,大型の昆虫を見つけてビックリ!でした。

この虫はクビキリギス。前回は褐色型でしたが,今回はキレイな緑色型です。それにしても,寒い時期なんですが活動しているんですね。

調べてみると成虫越冬するようです。そして,灯火に集まり人工物の垂直面にとまることが多いんだとか。このときも壁面に頭を下にしてとまっていたのですが,90°回転して掲載しました。

2021/01/05 那覇市

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安全日食観察装置

部分日食,2019年12月26日 15:19頃

今日は久しぶりの部分日食。雨雲が近づいていて,果たして見られるかどうか不確実なところもありましたが,しっかりと用意してその時を迎えるようにしました。

2021年5月の金環日食のときには助手がいたんですが,今回は一人で撮影できるように工夫してみたのです。そこで,スタンドなどを組み合わせて,こんな装置を組み立てました。

安全日食観察装置,2019年12月26日 13:27頃

その結果がこちら。食の最大の時は雲の中でしたが,いい感じで観察できたと思います。ピンホールというか,穴の直径はもう少し小さくてもいいかもしれませんね。

部分日食をピンホールで安全に観察,2019年12月26日 14:59頃

2019/12/26 那覇市

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鳥拓残して 無事飛び立つ

朝,出勤してきて窓を開けようとしたところ,ベランダの手すりに一羽の鳩がとまっています。窓から1m程のところにいて,こちらを気にしているけれども,飛び立つ様子がありません。どうしたのかなぁと不思議に思いながらも,あちこちの角度からたくさん撮影させてもらいました。

ズアカアオバト

この鳩はズアカアオバト。これまでには2001年7月糸満市2007年6月南城市で観察していました。この場所は,背後にこんもりとした林がありますから,見られたことにはさほどの驚きはなかったのですが,やっぱり様子が変。そのうち,窓に白い汚れがついていることに気付きました。

ズアカアオバトの鳥拓,窓ガラスへの衝突痕

見事に羽ばたく鳥の形になっています。それでわかりました。窓ガラスに激しく衝突したのでしょう。首の骨を痛めていないといいけど…と心配していましたが,30分ほど経つと飛び立っていきました。

その後,フォロワーさまにご教示いただいて「鳥拓」と呼ばれていることを知りました。千葉県立中央博物館のウェブページに鳥拓再び!という記事があります。野鳥の衝突事故を防ぐため,鷹シールを貼った方がいいかもしれません。

2019/11/15 那覇市

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坂の上の紺色

ムラサキツバメ

久しぶりにやってきた県民の森。いつものように渓流コースを一巡り,いつもの顔ぶれを撮影して,昼ご飯。休憩した後,登山コースへ入ってみました。というのも,今回のお目当ては,この時期に実りを迎えるドングリたち。できればイタジイ,マテバシイも採りたいなと考えていたのです。

すると何頭も見られたのがこの蝶,ムラサキツバメです。飛んでいるときは翅の表側が紫色に輝いてとても美しいのですが,とまってしまうとこの通り,翅を揃えて立ててしまうので全く見えなくなってしまいます。かなり粘ったのですが開いたところは撮影できませんでした。

食樹がマテバシイなどだそうで,この場所で見られるのも当然なのですが,何しろ滅多に登山コースには来ないので,全く気付いていませんでした。

2019/10/16 恩納村県民の森

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